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岡崎文化協会のあゆみ
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2025.01.17 UPDATE
岡崎文化協会は、昭和50年12月に発足し、令和7年で節目の50周年を迎えます。
半世紀の歴史をもつ岡崎文化協会ですが、実は、岡崎文化協会の創立は、50年前からさらにさかのぼります。
終戦の年の暮れには、早くも岡崎文化協会の世話人会がもたれ、昭和21年2月に岡崎文化協会が創立されました。(第1期)
文学・学術研究・美術・演劇の各部門が、六所神社でのレコードコンサートや句会、菅生神社での短歌会、俳句研究会、岡崎公園(現岡崎城公園)巽閣南の花壇付近での野外レコードコンサートなど精力的に活動を開始していたそうです。
また、同年7月には文化協会の機関誌である『岡崎文化』も発行しました。
この時期の句会や短歌会の会費が1~2円だった頃ですから、岡崎文化協会の歴史がたいへん古いことをお分かりいただけるかと思います。
※S21 終戦直後の中央マーケット入口(岡崎市立中央図書館所蔵)
第1期は、活動が専門的であったため、専門制から理事制に切り替え、事務局も個人宅から岡崎公園北にあった商工会議所に移し、第2期として昭和25年に再スタートします。
ただ、第2期も運営組織が民主的・理想的過ぎて機能せず、大衆娯楽の普及と趣味の多様化、文化活動のマンネリ化もあって、昭和30年代前半には名目上の文化協会となってしまいました。
※S25 康生町から明大寺方面を望む(岡崎市立中央図書館所蔵)
※S25 東康生通り舗装工事(岡崎市立中央図書館所蔵)
それから約20年後の昭和50年12月に、事務局を市教育課におき、88団体の加盟で設立総会を開催、再発足しました。
翌年には加盟団体が104団体となり、早速、新組織体制のもと、市民芸能祭、民謡祭、吟道祭、手芸展を開催しております。
※市政だよりおかざき S50.10.15号
※S51 東岡崎駅前通り 東岡崎ビル(岡崎市立中央図書館所蔵)
昭和53年には、機関誌『藤華』を発行(6号から『岡崎文化』と改称)、加盟団体の紹介、活動報告、特集記事などを掲載してきました。
残念ながら『岡崎文化』の発刊は、令和5年の第46号をもち終了となってしまいましたが、代わってこの岡崎文化協会のホームページにて、加盟団体の紹介、活動報告、特集記事の掲載などを行い、機関誌を手に取っていただいていない方にも岡崎文化協会及び加盟団体の魅力を発信してまいります。
文化協会の第2期が大衆娯楽の普及、趣味の多様化、活動のマンネリ化が原因で休止となってしまいましたが、現在はその時代と比較し、さらに娯楽や趣味の多様化が進んでおります。
また、団体活動から個人活動へのシフトチェンジも加速度的に進み、全国的に文化協会の存続があやぶまれていると聞いています。岡崎文化協会としては、時代の流れにあった体制、活動を検討し、発足100周年を目指してまいります。
<岡崎文化協会年表>
昭和20年 1945年 |
岡崎文化協会設立の世話人会開催 |
昭和21年 1946年 |
岡崎文化協会設立総会開催【第1期】 総会で、第一回レコードコンサートを実施 機関誌『岡崎文化』を発行 |
昭和22年 1947年 |
会則四十九条を定める。 事務局を岡崎商工会議所内に設置 |
昭和25年 1950年 |
組織を専門部制から理事制に改め、 事務局を市教育課に設置【第2期】 |
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昭和30年代前半から休止 |
昭和50年 1975年 |
88団体の加盟で設立総会開催 事務局を市教育委員会社会教育課に設置【第3期】 |
昭和53年 1978年 |
機関誌『藤華』を発行 |
昭和57年 1982年 |
第1回芸能名流会開催 (平成2年の第5回から「芸能祭」に改称) |
昭和58年 1983年 |
機関誌を『岡崎文化』に改称 ベートーベン「第九交響曲」 演奏会初演(現在の「岡崎第九演奏会」) |
昭和59年 1984年 |
第1回文協文化祭開催 |
平成12年 2000年 |
岡崎文化協会25周年 記念式典、記念公演 「沼田曜一の「ふるさと民話劇場」」開催 |
平成24年 2012年 |
体験学習指導者派遣事業開始 |
平成28年 2016年 |
市制100周年事業 「文協芸能フェスティバル」開催 |
令和3年 2021年 |
第1回岡崎文協美術展開催 |
令和7年 2025年 |
岡崎文化協会ホームページ運用開始 |